40代に差し掛かると、髪の悩みが増えてきます。白髪、うねり、パサつき、薄毛など、さまざまなトラブルが現れ、自信を失うこともあります。
しかし、これらの髪悩みは正確な知識と適切なケアで解消できます。
私は40代になり髪のパサつき、薄毛を経験し、それは改善できましたが現在白髪と格闘中です!
本記事では、できるだけ分かりやすく40代の髪悩みの原因と対策について詳しく解説します。
髪の健康を意識し、早めのケアで老け見えを回避しましょう!
40代から髪の悩みは増える!髪質の変化はエイジング毛
エイジング毛とは、年齢とともに現れる特定の髪質の変化を指します。
これらの変化は、髪の健康に影響を与え、髪の悩みの一因となります。
白髪の増加や、髪の細さとボリュームの減少、パサつき、うねりなどです。
40代になるとホルモンバランスの変化やストレス、環境の影響などで、適切なケアと生活習慣の改善をしないままだとエイジング毛が目立ってきます。
40代の髪の悩みランキング
40代女性150人のアンケート調査によると、「1番気になっている髪の悩み」の1位は「白髪」、2位は「くせ・うねり」、3位は「乾燥・パサつき」、4位は「薄毛」です。
白髪は年齢を感じさせる要因のひとつで、多くの人が気にしています。
くせやうねりは、ツヤ減少の原因のひとつ。また、スタイリングが決まらず困ります。
乾燥した髪は、パサつきやすくツヤを失いがちです。進行すると枝毛や切れ毛にも繋がります。
薄毛は髪のボリュームが減少し、髪の健康に対する不安を引き起こします。
髪の悩みは老け見えにつながるので、回避したいですよね。
白髪の原因と対策
早い人で30代後半、40代に差し掛かると白髪が増えてきます。
50歳までに約半数の人が、髪の約50%以上が白髪だと自覚します。
50歳までに約半数の方が約50%以上の毛髪に白髪を認める.
引用:青戸隆博, and 西村栄美. “白髪が生じるメカニズム.” ファルマシア 46.12 (2010): 1115-1119.
見た目の老化を感じさせる白髪。原因を知り、早めにアプローチしていきましょう。
白髪が増える原因は複数ある
白髪は年齢とともに現れるものと考えられていますが、その原因は単純ではありません。さまざまな原因が複合的に影響します。
- メラニン色素の減少
- ストレス
- 遺伝要因
- 頭皮の血行不良
- 栄養不足
特に、メラニン色素の減少は白髪の主要な原因の一つです。
メラニン色素は、髪の色を決定するもので、年齢とともに減少します。これによって、髪は白くなる傾向が強まります。
白髪対策は予防とケア
白髪対策で大切なのは、白髪にならないように予防することです。
今ある白髪のケアについても紹介します。
私は白髪が頭の両サイドにちらほら見つかります。
この部分に白髪が多い人は、目の疲れやストレスによる血行不良ということを知り、お風呂で目を温めたり頭皮マッサージをするようになりました。
頭皮マッサージ
毛髪の元となる細胞はバルジ領域という部分に存在します。
ここにある細胞がメラニンと呼ばれる色素をつくる細胞を生み出しています。
バルジ領域とは、頭皮の表面から1mmくらい内側の部分のこと。
頭皮マッサージをしてバルジ領域を活性化し、血行を促進してこれから生えてくる毛を黒くしましょう。
参考:毛包幹細胞が色素幹細胞を維持する仕組みを解明 | 国立大学法人 東京医科歯科大学 (tmd.ac.jp)
下記の記事では、頭皮マッサージについて詳しく解説しています。
40代は頭皮ケアでツヤ髪を育てる!お手軽セルフケア&アイテム
バランスの良い食事
バランスの良い食事は、髪の健康に必要な栄養素を摂取するのに役立ちます。
タンパク質を中心に、抗酸化作用のあるビタミン、ミネラルなどを意識して摂るようにしましょう。
特にビタミンE、亜鉛、ビオチン、ヨードなどが白髪予防に効果的です。
ストレス管理
ストレスはメラニン生成に悪影響を与え、白髪を増加させる可能性があります。
リラックス法やストレス軽減の方法を取り入れましょう。
適切なヘアケア
過度なヘアカラーやパーマ、ヘアドライヤーの高温設定は髪や頭皮にダメージを与え、白髪を促進します。
髪を傷めず染めるたびに髪にツヤ、ハリ、コシを与える植物100%ヘナでの白髪染めがおすすめです。
アンチエイジング効果のあるローズマリーリンスで白髪の進行を抑えられるらしい!
下記の記事では、白髪についてさらに詳しく解説しています。
うねり・くせ毛の原因と対策
髪の形状は個人差があります。直毛、波状やらせん状、太い、細いなど。
乾燥やダメージ、毛穴のつまりや歪みなどで、細く、波状やらせん状になった髪が増えると、髪はツヤを失います。
加齢に伴って曲がった形状のうねり毛(くせ毛)が増加することにより毛髪の揃いが乱れ,その結果,艶が低下する。
引用:長瀬忍, et al. “ヒトのくせ毛の微細構造.” 日本化粧品技術者会誌 43.3 (2009): 201-208.
うねり・くせ毛は複数の原因が影響を与える
40代の髪のうねり、くせ毛の原因は、複数の要因が影響を与えることがあります。
- 遺伝的な要因
- 年齢により頭皮がたるんでくることによる毛穴の歪みやつまり
- 乾燥やダメージ
- 栄養不足
私は以前、乾燥やダメージによってくせ毛がひどかったです。
若いころの自然なくせ毛風スタイルはかわいいですが、40代は間違えるとぼさぼさの老け見えに、、
うねり・くせ毛の対策は予防とケア
うねり、くせ毛対策で大切なのは、これから生えてくる毛をうねらないように予防することです。
今生えているうねり、くせ毛のケアについても紹介します。
遺伝的な要因によるうねりやくせ毛は、完全に改善することは難しいかもしれませんが、適切なケアやスタイリング方法で見た目や扱いやすさを向上させることはできます。
頭皮マッサージ
頭皮のたるみによる毛穴の歪みやつまりには、頭皮マッサージが効果的です。
特にオイルマッサージは、硬くなってしまった頭皮をほぐして、ゆがんだ毛穴を改善し、毛穴のつまりや頭皮の乾燥も改善します。
下記の記事では、頭皮マッサージについて詳しく解説しています。
40代は頭皮ケアでツヤ髪を育てる!お手軽セルフケア&アイテム
保湿
髪の水分が不足すると乾燥してうねりやすくなります。
また、頭皮が乾燥していても髪が細くなりやすく、うねりの原因になります。
うねりには髪と頭皮をしっかりと保湿することが大切です。
下記の保湿アイテムは、頭皮と髪を保湿します。
- 頭皮の保湿ローション
- 髪を保湿してくれる成分の入ったシャンプー、トリートメント、ヘアオイル
- 頭皮と髪を保湿するウルトラファインバブルのシャワー
頭皮と髪を保湿するウルトラファインバブルのシャワーのおすすめはこちら
髪ダメージを防ぐ
ドライヤーやヘアアイロンの過度な熱や頻繁な使用は、髪にダメージを与える可能性があるので注意が必要です。
紫外線も髪だけでなく頭皮のダメージにもなります。
髪ダメージが少なくてキューティクルが整っていると髪はなめらかでつややかになり、くせがつきにくくなります。
バランスの良い食事
バランスの良い食事は、髪の健康に必要な栄養素を摂取するのに役立ちます。
タンパク質を中心に、抗酸化作用のあるビタミン、ミネラルなどを意識して摂るようにしましょう。
ドライヤーでの乾かし方
ドライヤーで髪を乾かす時に少し髪をひっぱりながら髪の生え際、根元から髪の毛先に向けて当てます。
そのあと冷風を使うことで髪のスタイリングが長持ちし、うねりが抑えられます。
カットやスタイリング
髪型の選択やカットによって、くせ毛をうまく活かすことができます。美容院のヘアスタイリストと協力し、くせ毛に合ったヘアスタイルを見つけましょう。
※ただし、髪質やくせ毛の程度によっては、専門のヘアスタイリストに相談することもおすすめです。
乾燥・パサつきの原因と対策
40代の髪が乾燥し、パサつくとツヤが失われ一気に老け見えします。
若いころだとトリートメントで対応できていたものが、40代となるとトリートメントでは追いつかなくなります。
乾燥、パサつきが進行すると切れ毛や枝毛、うねりの原因にもなるので早めに対処したいですね。
乾燥とパサつきの原因を正しく知り、こまめなケアでツヤ髪を導きましょう。
髪が乾燥し、パサつく原因は複数ある
40代の髪の乾燥、パサつきの原因は、複数の要因が影響を与えることがあります。
- 年齢とともに頭皮と髪の水分の不足、タンパク質の減少
- 髪へのダメージ(カラーやパーマ、ドライヤーやヘアアイロンの過度な熱、紫外線)
- 室内の暖房やエアコンなどの環境要因
- 栄養不足
髪の乾燥、パサつきの対策は予防とケア
髪の乾燥、パサつきは、日々の間違った髪のケアを改め、まずは髪ダメージを減らすこと。
それに加えて、体の内側と外側からの保湿ケアをすることで軽減できます。
もちろんバランスの良い食事、ストレス軽減などの生活習慣も改善できるところから行いましょう。
髪ダメージを防ぐ
ドライヤーやヘアアイロンの過度な熱や頻繁な使用は、髪にダメージを与える可能性があるので注意が必要です。
紫外線も髪だけでなく頭皮のダメージにもなります。
1日2回などの過度な洗髪も頭皮と髪の乾燥につながるので、夜に1回の洗髪でお湯の温度は37度〜39度のぬるま湯をおすすめします。
カラーはできるだけダメージを抑えてくれるサロンでの施術にしましょう。
内側と外側からの保湿ケア
髪の潤いを保つためには、体内の適切な水分バランスを維持することが重要です。
十分な水分をこまめに摂り、体内からも髪にうるおいを供給しましょう。
1日1.5リットル〜2リットルを目安に摂ります。
保湿効果の高いヘアケア商品を選びましょう。
特に保湿効果の高い頭皮ローション、トリートメント、オイルなどは髪に栄養とうるおいを与え、パサつきを改善できます。
今のパサつき髪にはヘッドスパで即改善
ヘッドスパ専門店では頭皮からケアすることで落としきれなかった毛穴の汚れの改善と、マッサージによる血行改善、トリートメントで保湿効果を即実感できます。
バランスの良い食事
バランスの良い食事は、髪の健康に必要な栄養素を摂取するのに役立ちます。
タンパク質を中心に、抗酸化作用のあるビタミン、ミネラルなどを意識して摂るようにしましょう。
薄毛の原因と対策
薄毛には2種類あり、本数は変わらずに毛が痩せることや、抜け落ちて本数そのものが減ってしまうことです。
髪は1日に50〜100本は自然と抜けます。
150本以上の髪が抜ける場合は病的なものなので皮膚科を受診しましょう。
薄毛は髪のボリュームが減少し、髪の健康に対する不安を引き起こします。
原因を正しく知り、早めに予防、改善していきましょう。
私は頭頂部が薄いと感じたことがあります。
血行不良と間違った髪のケアをしていたことが原因でした。
頭皮ローションでの頭皮マッサージと正しい髪ケアで改善できています。
薄毛の原因は複数ある
40代の薄毛の原因は、複数の要因が影響を与えることがあります。
- 遺伝的な要因
- ホルモンバランスの乱れ
- 頭皮の血行不良
- 頭皮に皮脂が多い
- 偏った栄養
遺伝的な要因による薄毛は、完全に改善することは難しいかもしれませんが、適切なケアやスタイリング方法で見た目や扱いやすさを向上させることはできます。
薄毛の対策は予防とケア
40代の薄毛対策は、健康的な生活習慣や継続的なヘアケアが重要です。
ホルモンバランスを整える
ストレスの軽減、バランスのとれた食事、十分な睡眠などのインナーケアはホルモンバランスの乱れを整え、薄毛予防に役立ちます。
頭皮マッサージと頭皮クレンジング
頭皮の血行不良で髪の成長に必要な栄養が滞り、痩せた細い毛が生えて髪のボリューム減少に繋がります。
頭皮マッサージは頭皮の血行を促進し、髪の成長に必要な栄養を届けると同時に、毛髪の元となる細胞のあるバルジ領域の活性化にもなります。
頭皮の酸化した皮脂、過酸化脂質も抜け毛の原因の一つです。
頭皮クレンジングをして毛穴に詰まった皮脂を取り除きましょう。
下記の記事では、頭皮マッサージや頭皮クレンジングについて詳しく解説しています。
40代は頭皮ケアでツヤ髪を育てる!お手軽セルフケア&アイテム
頭皮ローションの使用
頭皮に保湿効果や血行促進効果のあるローションを使用することで髪の成長に繋がります。
頭皮に悪影響を及ぼすものが配合されておらず、頭皮に必要なものが配合されているものを選びましょう。
バランスの良い食事
バランスの良い食事は、髪の健康に必要な栄養素を摂取するのに役立ちます。
タンパク質を中心に、抗酸化作用のあるビタミン、ミネラルなどを意識して摂るようにしましょう。
薄毛が進行している場合は、専門の皮膚科医に相談することを検討しましょう。適切な治療を受けることができます。
髪と頭皮の悩みが改善すると、老け見え回避で若返り!
40代になると、髪の悩みが増えることは避けられないですが、適切な知識とケア方法を身につけることで、これらの悩みを解消できます。
頭皮と髪のケアとインナーケアを心がければ、健康のバロメーターである髪にツヤが出てきます。
総合的なアプローチで、健康な髪を維持して外見上の老化を遅らせられたら、若々しさと美しさを手にして自信を持って年齢を楽しむことができます。